アスパラの下処理の方法は?はかまはどこまで?根元も食べる?

一列に並んだアスパラガスの先端部分

アスパラの根元がどこまで食べられるのか、わかりにくいですよね。

はかまもどこまでとればいいのか、迷ってしまうことがあると思います。

今回は、アスパラの下処理をどのようにすればいいのか、わかりやすくお伝えします。

実はアスパラは根元まで食べることが出来ますので、捨てずにアレンジする方法もお伝えしますね。

アスパラの下処理の方法は?

まな板の上でアスパラガスに下処理をしている手元の様子
アスパラガスは固い部分を取り除いたあと、加熱して下処理をします。

言葉で書くととても簡単なんですが、下処理にもいろいろなやり方がありますし、実際にやってみると迷うポイントが沢山あります。

まず、この固い部分というのがどこからどこまでなのか、わかりにくいんですよね。

やり方は二通りありますので、アスパラの状態をみてどちらかで行えばOKですよ。

  • 方法1:固い部分を折る

アスパラの真ん中あたりと根元の部分を両手で持って曲げていくと、ある部分でポキっと折れます。

その折れた上の部分が食べられる箇所なので、調理にまわします。

根元のほうは固い部分です。ちなみにこの固い部分も食べられますので捨てないでくださいね。

  • 方法2:根元を切り落としてそぐ

太くてしっかりしたアスパラは、折る方法でやると真ん中でポキっと折れたりすることがあります。

そうすると半分しか食べられないのか、と残念な気持ちになりますよね。

ですので太いアスパラの場合は、根元だけ1センチほど切り落とし、根元側の固い皮を包丁やピーラーでそぐようにするのがおすすめです。

次に、アスパラを茹でます。ここでもやり方は二通りあります。

  • 茹で方1:お湯を沸かして茹でる

アスパラは長さがあるので、フライパンにお湯を沸かして茹でるとやりやすいですよ。

水1リットルに小さじ2程度いれてお湯を沸かし、根元のほうからアスパラを入れて茹でます。

茹で時間は1分半から45秒くらいです。太めのアスパラなら2分です。

  • 茹で方2:電子レンジにかける
お湯を沸かすのが面倒な時は、電子レンジでも下処理が出来ます。

アスパラを水で洗い、耐熱皿に並べてラップをかけてチンするだけです。

時間の目安は600Wのレンジで40秒です。まだ固いようなら10秒づつ加熱して様子を見ましょう。

色鮮やかにしたい場合は、ゆで上げたらすぐに冷水にとって色止めをします。

余熱で熱が入り柔らかくなりすぎてしまうことがあるので、冷水での色止めはしたほうがいいと思います。

サラダや炒め物など、アスパラは鮮やかなグリーンの方が美味しそうに見えますしね。

アスパラのはかまはどこまで取ればいい?

アスパラの下処理の時に、三角のはかまの部分も取り除いていきますが、どこまでとったらいいかわかりにくいですよね。

はかまというのは、アスパラの茎の部分についている三角のぴらぴらのことです。

筋張っていて食感が悪くなるのでとるのですが、人によっては取らないという人もいます。

包丁またはピーラーを使って取り除いていきますが、全部をとるのか、根元だけでいいのか、ここでも迷いが出てしまいます。

基本的に、はかまは食感や苦みを取り除くために取るので、取らないからと言って健康を害するとかいうことはありません。

とるか取らないかは好みの問題です。舌触りや食感の好みですね。

お客様にお出しするときなどは、とっておいたほうがいいとは思いますが、必ずこうでなければならないということはありません。


アスパラの根元を食べる方法

短く切ったアスパラガスのソテー
最後に、下処理で取り除いたアスパラの根元部分の活用方法をお伝えしますね。

  • ミキサーにかけてスープにする
  • 皮をしっかりむいて茹でたあと炒め物に
  • 斜め切りにすると皮の固さが気にならないので炒め物やソテーなどに

根元の皮を残すと筋が固くて美味しくないので、皮はむきましょう。

皮をむくと、シャキシャキした食感を楽しめるお野菜になります。

そのシャキシャキ感を活かせるようなアレンジをすると、美味しくいただけます。

炒め物やソテーなんかがおすすめです。

浅漬けやマリネにしても、食感が活かされるのでおすすめです。

まとめ

アスパラの下処理の仕方と、はかまをどこまで取るかについてお伝えしました。

少し手間ですが、きちんとした処理をすることで美味しく食べることが出来ます。

根元も上手にアレンジすれば食べることが出来ますので、いままで捨てていた人はぜひアレンジにも挑戦してみてくださいね。

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